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投資対象の分類

投資信託といても、様々な投資対象があります。
株式だけが全てではありません。通常、一般の人が直接投資できないものに投資できるのはうれしいですね。
以下は、おおまかに分類したものです。アセットクラスと呼ぶこともあります

■ 国内株式タイプ

日本の株式市場で取引されている株式で構成されるファンドです。
日本株式は、米国などと比べるとリーマンショック後の戻りが悪く、
ここ何年も低調に推移しています。日本の経済を盛り立てよう、日本はまだまだこれから
と思う方は、このタイプに投資すると良いかもしれません。
2012/02/13現在、割安な銘柄も多いですね。
基本的に、ハイリスクハイリターンです

  • DIAM 新興市場日本株ファンド
  • JF ザ・ジャパン
  • J-Stockアクティブ・オープン etc

■ 国内債券型

日本国内で発行されている債券で構成されるファンドです。
株式とは違い、ローリスクローリターンです。
しかし、安定したリターンを得ることができます。
国が発行する債券や企業が発行する社債などもあり、リスクの度合いは様々です。

  • 物価連動国債ファンド(3カ月決算型)
  • 東京海上・物価連動国債ファンド
  • ジャパン債券オープン etc

■ 国内REIT型

日本国内で上場されているREIT(不動産ファンド)で構成されているファンドです。
ハイリスクハイリターンです。
しかし、REITは基本的に9割の配当(賃金や建物の売却益)をする原則となっているため、
安定した利回りが得られるということで人気があります。
しかし、値動きも大きく注意が必要です。

  • 三菱UFJ Jリートオープン(3カ月決算型))
  • J-REITオープン
  • 住信 J-REIT・リサーチ(毎月決算型)

■ 国際株式ファンド

海外の株式で構成されるファンドです。
多くの国を含むものや新興国などの1国集中タイプなど様々です。
ハイリスクハイリターンといえるでしょう。
しかし、簡単には購入できない国の株式へ投資できることはとてもメリットが大きいです。
これから急成長するような新興国への投資は、大きな利益がでることもあり
大変魅力的な投資対象といえるでしょう。

  • ダイワ・ロシア株ファンド
  • (オーロラF) タイ投資F
  • ING・プレステージ&ラグジュアリー・ファンド 『愛称:世界のこだわり』 etc

■ 国際債券型

海外の債券で構成されているファンドです
多くの国を含むものや新興国などの1国集中タイプなど様々です。
債券といっても、国が発行する債券や企業が発行する社債などもあり、リスクの度合いは様々です。
新興国の社債など低格付けでハイリスクハイリターンのものもありますが、
自分では、投資できない投資先へ投資できるのは魅力です。

  • BAM ワールド・ボンド&カレンシー・ファンド 『愛称:ウィンドミル』
  • フィデリティ・ハイ・イールド・ボンドBコース月
  • ピクテ 資源国ソブリン・ファンド(毎月) etc

■ 国際REIT型

海外で上場されているREIT(不動産ファンド)で構成されているファンドです
多くの国を含むものや規模の大きい米国などの1国集中タイプなど様々です。
ハイリスクハイリターンです。
米国などの新興国では、日本よりも配当利回りは低い傾向にありますが、
値上がり益が景気に敏著に影響するので大きな利益を狙えるチャンスがあります

  • PB 米国REITインカムファンドAコース 『愛称:バイリンガル』
  • フィデリティ・USリートA(為替ヘッジあり)
  • ニッセイ/AEW・米国リートAコースヘッジあり etc

■ バランス型

株式、REIT、債券、国内、国外、先進国、新興国などをバランスよく構成されているファンドです
何に投資していいかわからないなどの方や、自分のポートフォリオを決められなく堅実に運用したい人向きです。
株や債券には、逆相関性というものがあり株が下がっているときに債券が値上がりするなど
全体的に安定的な運用を目指すものです。
多くの商品を組み入れて、バランスを調整するためコスト高には要注意です。

  • ロシア・バランス・オープン
  • BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)
  • ダイワ/フィデリティ・アジア3資産分散F etc

■ コモディティ型

金、原油、食糧などの商品で構成されるファンドです
近年、資源不足などにより注目が浴びているファンドです。
しかし、商品には他の投資対象と違い配当がありません。値上がり益のみを狙うもので、
大きく値動きするため、超ハイリスクハイリターンとなっています。

  • グローバル・アンブレラUBS フード(豪ドル)
  • 金価格連動型上場投資信託
  • 日興・シュローダー・コモディティBコース etc

■ ヘッジファンド型

上記のどの投資対象も含み、通貨なども構成されるなんでもありのファンドです
売り買い、両建てで運用することで大暴落に強いと言われます。
リーマンショックで一人勝ちしたヘッジファンドがありましたね。

  • GS 米国株式マーケット・ニュートラル・F 『愛称:GS USニュートラル』
  • シティ・カントリー・セレクター
  • クレディ・スイス GTAAファンド 『愛称:CSアルファ』 etc

■ ブル・ベア型

投資対象としては、主に株や債券、通貨などを対象としたものがあります
ベアとは、熊の手が下がっていることから下げトレンドを意味し、
ブルとは、牛のツノが上がっていることから上げトレンドを意味した商品です。
W(2倍)やトリプル(3倍)のレバレッジを効かせたものが多く、 投機時な側面も持っています。
下落相場でも利益を上げられる投資信託としても注目が高いですね。

  • 新光 Wブル・日本株オープンII
  • ブル225オープン
  • スーパーボンドベアオープン3 etc